2011年11月30日水曜日

これからは・・・

中国語の時代なのか。
MBAのクラスメートのインド人が中国語の勉強をしている。

数ヶ月前から始めたとは聞いていて、家も近所なので、
朝会うと、"Koh-san, 你好"と声をかけてくる。
こっちは苦笑しながら你好と返すのだけど、彼はいたって真面目なのだ。
真剣に中国語が今後のキャリアに生きると信じて通勤バスの中でもこつこつと勉強している。
どうやらプライベートチューターを雇って、家で奥さんと一緒に教えてもらっているとのこと。

香港で就職活動をしたフルタイムのMBAの学生に聞いても、
もはや中国語が話せないと仕事はない、と言い切る。
というのは少々誇張気味で、彼自身は中国語できなくても香港で就職しているのだけど、
それでも多くの企業に面接で回った上での感想がこれなのだから、
世の中の流れはそうなのだろう。
そういえば、クラスメートの韓国人だって確か中国語のクラスに通っているとか。

にわかに始めたインド人には負けられない。
旅行には十分なんてレベルで満足してはいられないのだ。
感覚的には後少しでなんとか使えるレベルの線を越えられそうなんだけどな。
その線を越えられるかは、実際その言語の世界で生活しているかどうかが大きな鍵だと思う。
どうしたものか、と悩みながら、その前に英語のリーディングにもまだ四苦八苦しているのが現実なのだけど。 ここ一年でもだいぶ成長したとは思うのだけど、次から次に壁はやってくる。なかなか、ここまでできれば、というところまでは辿り着かないのだ。

2011年11月27日日曜日

トラムでGO!

香港島の中での移動で、時間がある時に利用するのがトラム。
香港電車有限公司という会社が運営しているが、2010年にフランスのヴェオリアという会社に買収された。

こちらは2010年にヴェオリアが50%の株を取得した時の記事。


ちょっと前まではどこまでの乗っても2ドルと破格の安さで、また路面電車で窓からのんびり街の景色が眺められるのが風情があって、ゲストが香港に来たときには必ず案内していた。
最近2.3ドルに値上がりしたけど、それでもまだまだ格安。


今回はちょっと前にUSTのMBAを卒業した先輩が毎年開催している、トラム一台を貸しきってのパーティに初めて参加。香港島の西環あたりから出発して、北角のあたりで折り返してハッピーバレーを通って西環に戻る約3時間のコース。
ここずっと忙しくてイベント的なものにも参加できずにいたけれど、今回はツアーそのものももちろん楽しかったけれど、これまで会えなかったフルタイムMBAの日本人学生や香港在住の日本人と新しく知り合えたのが大きな収穫。たまには外に出なければ、と改めて痛感。

1904年から続く伝統企業がフランスに買われたということで、買収当時はちょっとした騒ぎになったけれど、その後も特に目立って変わったことはなく、相変わらず市民の足として活躍中。
日曜日はフィリピン人メイドで車内はいっぱいになるのだけど、観光資産としての価値もまだまだ延ばせると思う。香港に来た方には一度は乗って、車窓から覗ける香港の日常生活を楽しんでもらいたい。西環、上環、湾仔そして北角あたりが生活感漂って個人的にはお薦め。