2013年3月9日土曜日

ベンチャーキャピタリストになった日

一週間の帰省から香港に戻ると、郵便ポストに不在中に郵便物があった旨の通知が残っていた。こうなると面倒くさい。再配達の手配か、最寄りの郵便局に自分で取りに行くか、もしくは会社近くの郵便局に転送してもらい昼休みにでも取りに行かなければいけない。郵便物の見当はついていて、Facebook上でクラスメートが話題にしていた卒業写真がついに届いたのに違いなかった。気になったのは不在中の通知届けが二枚あったことだけど、恐らく写真とデータが分かれて送られて来たのだろう、ぐらいに思っていた。

いつもは会社近くの郵便局に転送することが多いのだけど、不在票に気づいたのがもう水曜日だったので、その週の土曜日まで待って、自分で最寄りの郵便局まで出向くことにした。そして当日、郵便局に向かった自分を待ち受けていたのは、待ちに待っていた送り主からの半分あきらめかけていた郵便物だった。

不在票のうち一枚は確かに卒業写真だった。そしてもう一枚の送り元はSanta Monica, California, USA。一瞬考えた後、思い当たったのは、自分がベンチャーキャピタリストとして投資していたアメリカのある会社のある製品のことだった。















昨年7月にIndiegogoを通してUS$30の資金提供をしたBug-A-Saltという対蠅ショットガンが、2012年9月という予定配送時期を大幅に遅れて、ようやく届いたのだった。下記のロケットニュースにも記事があったけれど、このショットガンは、つまり少量の塩を弾丸にした、火薬・化学品不使用、バッテリ不要、楽しく蠅退治ができる玩具なのだ。


スナイパー気分でハエ退治! 対ハエ用ショットガン「BUG-A-SOLT」 がカッコイイ! / 銃弾はなんと“塩”

In Latest Bid to Lord Over Flies, One Man Tries Salting Them Away


ちなみに、Indiegogoとは起業家のためのオンライン資金調達プラットフォームで、一般から小額の資金を幅広く募り、引き換えに製品の格安での提供や一般販売前の配送を約束する仕組みになっている。大きなリターンを期待するというよりは、頑張っている起業家を応援して、うまくいけば自分もちょっと楽しめる、ぐらいの距離感のシステムだ。










US$30というしょぼい額ながらめちゃくちゃかっこ良く言ってみればベンチャーキャピタリストである。定価US$34で販売が始められた製品をUS$30の投資で手に入れ、立ち上げのプロセスの一部に勝手ながら参加したような気分も味わえ、配送の遅れもむしろどうなることかというドキドキ感を感じる良いスパイスにもなり、且つ話のネタや来客時の自慢(?)にもなるであろう。これだけ配送が遅れたのは、製品の特性上、輸入規制に引っかかる恐れがあり、関係当局とのネゴシエーションやサンプル提出、検査のプロセスが長引いたとのこと。ただ、この間も不定期に状況を知らせるメールが届き、最大限の努力をしていることが伺えたため、オーダーはキャンセルせずに長い目で待つことを決めていた。





というわけでようやく手元に届いたBug-A-Saltなのだけど、肝心なことに獲物となる蠅がなかなかいない。むやみに打ちまくるだけだと部屋中が塩だらけになってしまうので、蠅の季節(?)までもうしばらく待ってみようと思う。

2013年2月17日日曜日

旧正月に不動産価格の高騰を憂う


つい先日新年を迎えたばかりなのだけど、香港は旧正月がメインなので、先週末から5連休となった。
特に予定もなかったので、大晦日に銅鑼湾のビクトリア・パークの花市に繰り出し、正月二日のビクトリア・ハーバーの花火を鑑賞したり、テレビの正月特番をだらだらと見たり、知人の家に"拝年"と呼ばれる正月の挨拶に行ったりと、何年か振りに旧正月の至極まっとうな過ごし方を楽しんだ。









さて、初四と呼ばれる正月四日にあたる先週水曜日、MBAの同級生に招待され、彼の新居を訪れることになった。彼の家は、烏溪沙という地下鉄馬鞍山ラインの一番端っこの駅付近にあり、繁華街の尖沙咀からだと約1時間はかかる。この辺り一体は馬鞍山エリアと呼ばれ、新興住宅地で2000年代後半から新しいマンションが次々と建ち、現在も建築中のアパートがいくつかある。

烏溪沙

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彼の住む銀湖天峰というマンションは、この辺りでもハイエンドの豪華なマンションで、
目の前に吐露湾が広がるハーバービューの素晴らしい眺めなのだけど、その視界の一角には既に新しいビルが建築中で、せっかくのハーバービューも半分ぐらいになってしまうそうだ。

ここ数年の香港のマンション価格の高騰は激しく、ここまで郊外に来ても、マンションの購入は簡単ではない。このマンションも、122月は1スクエアフィートあたりHK$6,400前後だったが、現在ではHK$7,500を越える値段がつく。たった一年で約20%も値上がりしていることになる。香港の面積の単位はスクエアフィートなので、一般的な700スクエアフィート(約65平米、20坪)のマンションだと、軽く6,000万円を越える。

#香港の家探しに重宝するGoHome.com.hk

これは坪単価でいうと310万円を超え、世田谷区、新宿区より高く目黒区や品川区に匹敵する高さとなる。ポイントは、これがいわゆる中心地を認識されているエリアから地下鉄を乗り継いで1時間もかかる比較的不便な場所の話であるということで、首都圏で例えるならば、東京を飛び出して千葉県流山市や埼玉県戸田市ぐらいのイメージだ。なのに、マンションの値段は中目黒レベル、という異常な状況になってしまっているのが今の香港。

ダウンタウンから1時間の距離でこの値段なので、中心地でマンションの購入をしようと考えると、億の単位になることは覚悟しなければならない。香港も格差社会で稼ぐ人はとことん稼ぐが、中央値を見ると、個人の月給でHK$12,000(14万円強)、家計でHK$20,000(24万円)ぐらいなので、6000万のマンションを買おうとすると年収の軽く20倍になってしまう。一般市民にとってマンションの購入が夢のまた夢となり、香港政府の住宅施策に対する不満が爆発している。政府もバブル的な高騰を防ぐため、値上がりへの懸念を表明したり、必要な頭金のパーセンテージを上げたり、マンション購入時の印紙代を上げるなど、沈静化に努めているけれど、中古住宅市場の取引量が少し減った程度で、相変わらず新しいマンションは飛ぶように売れ、値段が下がる様子はない

新しいマンションはどれもクラブハウス、プール、BBQ施設やスパを備えた豪華な作りとなっており、跳ね上がった値段を正当化するようなプレゼンテーションに力を入れている。香港のマンションはやたら名前が立派で、凱旋門とか、帝峯皇殿とか、尚豪庭だとか、威厳たっぷりのありがたそうな名前が使われることが多いが、日本人的には豪華な施設やサービスを備えたマンションより、質実剛健で落ち着いたマンションがいいのだけど、それを探すのは香港では至難の業だ。

ちなみに、在住日本人にとっては、販売価格よりも賃料が気になるところだけれど、銀湖天峰を借りるとすると最低でHK$15,000(約18万円)からが相場で、それなりの収入がなければとても借りられるものではない。もちろん地区に加え広さや築年数も関係してくるので、探そうと思えばHK$10,000前後でも見つかることは見つかるのだけど、それでも自費で負担しようと思うと大きな痛手となる。

自分が香港に来た当時は、やや不便な場所だけど外国人に人気の高いDiscovery Bayで、一人向けのスタジオタイプのマンションをHK$4,000で借りていたけれど、そんな家賃でマンションを探すことは今はもはや不可能になってしまった。かつて住んでいたマンションの今の家賃を調べてみたらHK$13,000に届こうかというところまで上がっていた。8年の間に軽く3倍を越える値上げになってしまったということだ。




2013年1月24日木曜日

続 Kindleストアのオープンは海外在住者にとっては一大事、ではなかった件


香港にはAmazonのような大手の電子書籍販売サイトはない。香港の知人友人はどうしているのだろうと思い周りに聞いてみると、電子書籍なんて、インターネットにいくらでも落ちているよ、と言われることが多い。そもそも正規の料金を払って購入しようという気がない。驚くべきことに、普段電子書籍をかなり読んでいても、これまで一回も【購入】をしたことがない、という人も何人かいた。彼らはインターネット上で無料ダウンロードできるサイトを知っているのだ。

これまで一生懸命Amazonから清く正しく購入しようとしてきたけれど、なにしろ"電子"書籍なのだから、かつての音楽ファイルのように、インターネット上でダウンロードすることはテクニカル的には至極簡単だ。

もちろんそこには常に著作権の問題がついてまわるのだけれど、これだけ容易に手の届くような状況だと、罪悪感の壁を越えるのは赤信号を渡るのと同じぐらいのインパクトしか持ち得ない。

英語の書籍であれば、人気の高いMichael LewisやMalcolm Gladwell等の書籍のPDF版を見つけるのはGoogleすればすぐに出てくる。日本の実務書や参考書等はなかなかないようだけれど、漫画に関してはかなり充実したデータベースを誇る(?)ウェブサイトがいくらでも存在する。
さて、海外からの購入制限をいったん解除できるか調査したいので、長期出張の期間を教えてくれ、という問い合わせに対して、なんと答えるべきかを少々考えた。はっきりといつまでと言ってしまうとその期間を越えると制限解除が終了してしまうのではないかと思い、数カ月ごとに香港、中国、日本を行ったり来たりしており、期間は未定、と曖昧な回答をすることにした。あながち嘘ではない。。。

待つこと2週間ほどで回答が来て、

"担当部署で確認し、購入制限を解除して良いとの回答がありましたため、当サイトにて制限を解除いたしました。しかしながら、今後も日本国外から購入する場合は、一定回数後に制限がかかりますので、その際はカスタマーサービスへご連絡くださいますようお願いいたします。"

とのことだった。

推測ではあるが、"一定回数後"というのは、今回と同じ"5冊の購入後"ではないかと思われ、その後はカスタマーサービスに連絡するということは、今回と同じ事をまた繰り返さなければいけない、という意味と思われる。世界一の顧客サービスを謳う割にはやや期待はずれの回答だ。この頃までには、Amazon Japanの電子書籍の配信開始という事実に対しての興奮も既に冷めており、むしろ世の中のいわゆる違法電子書籍配信サイトがどれだけ広まっているのか、という"事実確認"に力を入れるようになっていた。

なので、せっかくAmazonには一時的に制限を解除してもらったのだけど、その後Kindleストアで書籍の購入はまだしていない。こうして見ると、Amazonが海外在住者に購入を認めない、というのは、一体誰の何の権利・利益を守っているのか、よくわからなくなってくる。海外からの購入を認めていれば少しは見込まれていたはずの売上はどこかに消えていってしまっているのだ。AppleのiTunesが成功しているように、"適正な"価格を提示することによって、顧客は海賊版ではなく対価を払っても正規版を手に入れたい、という層はある一定のボリューム以上はいると確信している。自分ももし電子書籍がペーパー版定価の半額で手に入るのであれば、喜んでその分の対価を払うと思う。
非常に簡単に海外在住日本人の日本語書籍購入における心の中の皮算用を図式化すると下記のような感じになる。

得られる効用は同じという前提で、金銭的コスト+手間+後ろめたさを入手のための総合コストとすると、手間もお金もかかるペーパー版のコストは非常に高くなり、これまで海外在住者が感じていた不便さを表している。仮に電子書籍がペーパー版の半額で提供されるとすると、手間も後ろめたさも感じない電子書籍のコストパフォーマンスはピカイチだ。

ところが、正規電子書籍の登場で大幅にコストが下がるはずだったにも関わらず、その正規のサービスが海外で使えないとなると、後ろめたさコストを抱え、探したりダウンロードの手間がかかるとは言え、金銭的コストがほぼ0の海賊版に流れてしまうのは合理的に見えてくる。もちろん後ろめたさコストはその人が持つモラルのレベルにより大きく変動するので、もしかしたら海賊版の総合コストがペーパー版のコストを上回る、というケースも中にはあるかもしれない。それよりも、そもそも後ろめたさコストが限りなく0に近く、海賊版の総合コストが電子書籍のコストを下回る、という可能性もおおいにあるのだけど。

一つはっきりしてきたのは、日本のAmazonが電子書籍の販売を始める始めないに関わらず、既に海外在住の日本人はPDFやらJPEGといった形態による日本語書籍コンテンツの流通による恩恵を受け始めていたということ。話には聞いていたけれど、ここまで様々な種類のコンテンツが手軽に手に入る状況だとは思っていなかった。週刊誌でさえ、発行して直ぐに電子化されてオンラインでダウンロードされるようになってしまっている。ここまで簡単になると、いくらモラルの高い自分であってもいつまでその魅力に抗うことができるかはなはだ疑問である、と一応述べておくことにしておく。



2013年1月3日木曜日

Kindleストアのオープンは海外在住者にとっては一大事、ではなかった件


ちょっと前のポストで触れたように、日本のKindleストアのオープンに期待を持っていたのだけど、数週間試してみて、かなり雲行きが怪しい、というか、個人的な運用の観点からはないよりマシというレベルの手応え、割り切れないがっかり感を感じている。

そもそもKindleストアに大きな期待を寄せていたのは、これまでのように帰国の度に重たい思いをして本や雑誌を香港に運ぶ必要がなくなるかもしれない、という淡い夢を抱いていたからであって、利用の前提として、香港にいる間に日本の本を読みたい時にすぐダウンロードして読むことができるという状況を想定してした。順調な滑り出しにすっかり気をよくしていたけれど、そもそもその前提が甘かった。

Kindleストアで電子ブックのダウンロード購入を始めて2週間程の間に数冊購入し、1クリックで書籍が手元に届く快感に浸っていたある日、いつもの様に"1クリックで購入"ボタンを押したところで見慣れぬメッセージが現れた。

"Amazonアカウントにご登録の国とは別の国から、商品の注文が試みられました。

お客様は現在国外にいらっしゃいますか?
Kindle本の注文手続きを続けるには、カスタマーサービスにお問い合わせくださいしてください。
最近他の国に引っ越しましたか?
Amazonアカウントを簡単にお住まいの国を変更するできます。"

あまりにも順調すぎてすっかり気を抜いていたけれど、こんなところに落とし穴が待っていた。これまで紙媒体の本は何十冊と香港からAmazonで購入していたけれど、こんなメッセージは見たことがなかった。Kindle本(と呼ぶらしい)に限っては海外からの購入はできないということか。しかもなんだか日本語が変だ。"お問い合わせくださいしてください"とか"国を変更するできます"など、プルーフリーディングもせずに実装してしまったエラーメッセージのようだ。

引っ越したのは最近ではないが、確かに国外にいる。メッセージの最後を読むと、アカウントの居住国情報を変更すると問題解決するともとれるが、実は居住国を変えてしまうと日本のAmazonでKindle本が買えなくなってしまう。これは実際に居住国情報を変更するページの目立たないリンク先にこっそりと下記のように明記している。

"日本から国外に転居される場合、住所を変更すると、Amazon.co.jp のKindleストアでのショッピングができなくなりますので、ご注意ください。" 

だいたいショッピングサイトなのにショッピングができなくなるような設定を、軽々しく"変更するできます”なんて言わないでいただきたいものだ。

そこで、まずはカスタマーサービスに問い合わせをしてみることにした。なにやら海外在住ということが問題らしいので、ここはひとまず、長期出張中に購入を試みたところ問題あり、という趣旨で問い合わせをしてみる。

すると下記のような返信が返ってきた。

"Amazon.co.jpで販売されているKindleコンテンツについては、出版者または権利者により地域制限が設定されているため、日本国内に在住のお客様のみご注文いただくことができます。

しかしながら、お客様は長期出張中という事でしたので、海外からの購入制限をいったん解除できるか調査させていただきます。

つきましては、お客様の長期出張の期間を教えていただきたく存じますので、お手数ですが、再度カスタマーサービスへご連絡くださいますようお願いいたします。"

なぜ紙媒体であれば海外発送できるのに電子ブックだと国内のみなのかさっぱりわからないし、地域制限をすることで出版社または権利者の何の権利が保護されるのはも判然としない。一方で、長期出張の期間を聞かれてくるとは全く予想していなかったが、状況に応じて個別に制限を外すことは技術的には可能らしい、ということは判明した。

そしてメールの最後には下記のようなメッセージが。


"Amazon.co.jp は、お客様からのご意見により、地球上で最もお客様を大切にする会社を目指しています。”

地球上で最も、ときた。これは期待を持っても良いのではないだろうか。ちょうど家族へのクリスマスプレゼント用に注文していたKindle Fire HDも実家に届いた。こんなロイヤルカスタマーをAmazonが見捨てるはずがない、と信じて。

続く。。。。。




2012年12月5日水曜日

ランタオ島の旅〜大澳文物酒店〜

自分の住んでいるところは東涌という場所で、香港でもはずれのランタオ島の端っこの方、香港国際空港の近くにあるのだけれど、ここから更に30分ほどバスに乗ると、本当の端っこである大澳という村に着く。

この小さな漁村に、かつて水上警察だった建物が改築されて大澳文物酒店というホテルとレストランになっていると聞いたので、ちょっと前の週末に訪ねてみた。


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高床式の住居。軒先から船に乗れるような作りになっている。かつての大火事で多くの建物が消失し、その後政府のサポートで再建された住居はどれも同じスタイルで、ベニヤを銀色のペンキで塗ったような微妙な作り。
漁業と観光が主要産業。ピンクドルフィンが見えるスポットへの小型モーターボートのツアーがあったりもして、週末はかなりの人でごったがえす。


バス停からも更に10分以上歩く。香港の本当に端っこの端っこ。

1902年に立てられ、96年まで現役で活躍。2009年に香港の二級歴史建築物に指定された。




レストラン内に知人のアーティストの作品を発見。最近注目を浴び始めている様子。

開放的なガラス屋根のレストラン「Lookout(見張り台)」。





広東語ではあるけれど、建物のかつての様子も見られるビデオを発見





一泊1300ドルぐらいからとのこと。海外からの観光客が泊まるにはやや場所に難があるので、香港人の週末の気分転換に、というようなニーズを狙っているのかもしれない。香港もこのところ懐古主義というか、歴史的建築物の保管や、集體回憶と呼ばれる多くの人が記憶を共有するような場所や出来事の再評価が進んでいる(こんなFacebookページまであった。Old Hong Kong Lovers 香港集體回憶)。一時のブームに終わらずに、貴重な資産をうまく活用していって欲しい。

我が家より1時間もしない場所なので、泊まることはないように思うけれど、またお茶でもしに行って、その存続に貢献していきたい。







2012年11月22日木曜日

開封の儀 2

iPad miniを購入。発送はウェブでオーダーしてから2週間後ということだったけど、1週間経ったところでシッピング済みというお知らせがメールで届いた。ウェブで配達状況をチェックすると、既に香港に届いているということで、翌日には見事にオフィスに到着。当初の予告より早く届くというのは嬉しくはあれ全く迷惑ではないので、カスタマーエクスペリエンスという点では一気に1000点ぐらいあげたくなるほど得点が高い。というのを見越して、1週間で届きそうなのに、わざと最初は2週間と言っているのではないかと勘ぐりたくなるほど。

アップル製品はパッケージの美しさでも有名だけれど、デリバリーで届く場合の外装は味気ない段ボール箱。発送元はFutaihuaとなっているけど、調べてみるとFoxconnグループの富泰華工業という企業が深センにあったので、自分のminiはそこで作られたようだ。

手軽だし、ebookも読みやすく、PDFやパワポの資料もストレスなく読めるし、個人的には気に入っているのだけど、早くも来年3月にはRetina対応のminiが出るとか出ないとか。









2012年11月14日水曜日

開封の儀

今週木曜日に晴れて卒業式を迎える。これで正式にMBAも終了、現役学生ではなくAlumniとなってしまう。ほっとしたような、寂しいような、精一杯頑張ったような、まだまだやれたような、複雑な気持ちが入り乱れる中、終わってしまったというよりは、一区切りついただけ、次のステップへの入り口に立っただけではないかという感覚の方が日に日に強くなる。たぶんそうなのだ、終わったなんて感傷に浸っている暇はあまりなくって、これから先をもっともっと意義ある有益な時間にしていかなければいけないと思う今日この頃。

さて、そんな中、オンラインで注文していた卒業式キットが届いた。香港の大学の卒業式は、学士でも修士でも、欧米のようにガウンに角帽で臨む。多少くたびれて届いた卒業キットボックスを開けると、当日のスケジュールや式会場の案内とともに、ガウン、角帽、そしてギフトのネクタイが入っていた。このガウンにはしっかりとAcademic Regaliaなんてかっこいい名前がついていることも今回初めて知った。ちなみにガウンはレンタルだとHK$130、購入するとHK$880なので迷わずレンタルを選択。一ヶ月ほど借りることができるので、その間に多くのクラスメートは週末を利用して家族や友人とキャンパスを訪れ記念撮影を行う。気の早いクラスメートは先々週あたりから撮影会が始まり、徐々にFBにアップされ始めている。自分はいまいち着方もよくわからないので、そうしたFB上の写真を参考に勉強中。