日本に帰ると意外と困るのが、無料Wi Fiスポットを探すこと。スタバや他にカフェに言っても、DocomoやSoftbankと契約していれば使えるのですが・・・・と言われることが多い。香港にいると四六時中インターネットにつながった状態なので、いきなり切り離されるといろいろと不便であり不安になる。
ちょっと前にBCGとGoogle共同プロジェクトで、香港のインターネット事情に関するレポートが発行されたことがあり、確かHKUSTからのアナウンスもあったので、発行に合わせて開催されたパネルディスカッションを見学に行ったことがあった。
レポートによると、インフラの整備度やアクセスについては、香港は韓国や日本に遅れをとっているのだけど、個人的な体験からは、海外からの訪問客にとってのインフラの利用しやすさという観点から見ると、香港は日本とは比べ物にならないほど進んでいると思われる。地下鉄の駅、バス、エアポートエクスプレス、マクドナルド、スターバックス等、いたるところでWi Fiが提供されており、プレペイドのサービスに申し込めば、街中に張り巡らされているPCCWのWi Fiサービスが利用可能だ。図書館などの公共施設、公園、スポーツグラウンド、そしてなぜか生鮮食品を扱うマーケット、街市でも政府の無料Wi Fiが利用可能だ。Wi Fiのカバー率では香港は圧倒的に日本より大きいことは間違いなく、このあたりは小さな行政区の大きな政府の本領発揮というところか。
おまけに、香港ではiPhoneのテザリング機能が使えるので、データ無制限プラン(それでも月額3000円もしない)に入っていれば、現実的には24時間Wi Fi環境下にあると言っても過言ではない。そんなインターネット中毒に非常に近いところまで行ってしまった人間が確実に増えている中、インターネット環境、特にWi Fi環境が整っているかどうかは、都市の競争力の源になっていくのではないかとふと思った。特に香港のように流動人口の多いところは、外部から来る人間にやさしいインフラ作りは欠かせないと思われる。
冒頭のレポートにもあるように、インターネットの産み出すお金は非常に大きなものになってきている。インターネットにさえつながっていれば、より充実した情報収集ができてビジネスのディールにつながるっていたのに。インターネットにつながってさえいれば、探しているお土産が見つかって買うことができたのに。インターネットにつながってさえいれば・・・・・。いくらでも例はあげられると思う。そういう意味で、ビジネスセンターとしての位置づけを固めていくために、インターネットインフラの構築は重要なテーマであり、その点香港は実にうまいことやっているのではないかなあと思う。東京は、どうだろう。
2012年2月29日水曜日
2012年2月7日火曜日
缺宅男女
香港のテレビドラマを見ることはこれまであまりなかったのだけど、現在やっている「缺宅男女」というドラマはこれまでにないほどはまっている。
そもそも香港のドラマは毎晩放映するので、追いかけるのがしんどい。
当然作りは安っぽく、日本のドラマとは比べ物にならないのだけど、一度見始めると続きは翌日なので、ついつい見続けてしまう。
「缺宅男女」はいくつかのストーリーがからみあいながら並行して進んでいる。結婚間近の若いカップルと、不動産王との三角関係、そして不動産王の妹を巻き込んだ四角関係への発展、不動産王の奥さんにもバレて・・・。また、彼女の方の兄弟夫婦それぞれのマイホームを夢見ながらの悲喜こもごものドタバタが次々と起こる。
嫁姑問題や不倫、義理や人情まで盛りだくさんなのだけど、基本的には比較的低所得層の家族と大金持ちの家族の間での格差が浮き彫りになるような作りになっている。
香港のドラマは、通常一般よりは明らかにお金持ちであろう人々の話が多いような気がするのだけど、今回は2LDK(と思われる)ぐらいの小さいアパートに家族9人で住んでいるような人々の生活が描写されていて、彼ら彼女らのマイホームを手に入れるという夢と次々と襲いかかるアクシデント、平凡な幸せと超お金持ちの誘惑の間で迷い惑わされる素朴な若者の葛藤が描かれているのが興味深い。
MBAのクラスメート等は別として、一般的には香港でマンションを買うというのはまだまだ夢だということが多い。一般的な収入レベルは日本より低いのに、マンションの値段はむしろ高かったりする。
香港はアジアでも所得格差の激しい都市で、億万長者がうようよいるのに、平均所得にすると日本の半分ぐらいになってしまう。ForbsのBillionaires Rankingのトップ200に日本人は5人しかいないのに、香港人は8人ランクインしている。人口は10分の1以下なのだから、人口あたりの富豪の多さが際立つ。その一方で香港人の月給の中央値はHK$18,000(18万円)、最頻値を見るとHK$10,000(10万円)~HK$14,999(15万円)ぐらいなのだ。
自分の住む香港の外れ、離島地区に分類される東涌でさえ、2LDKで3000万円を下る物件を見つけることは難しい。また、香港の不動産は中古でも値下がりしない。築20年以上経っていても、新築当時と変わらない値段で取引されている不動産も少なくない。太古やHungHom等、日本人に人気のエリアも、一見くたびれたマンションでそれほど広いわけでもないのに億ションだったりということはざらなのだ。なのでマンションは手堅い資産としても人気で、身近にも同世代で既に2件持っているという人もいるし、何十件も保有して貸し出しているお金持ちだって珍しくない。
昨日放映されたシーンで、比較的低所得な方の家族の兄弟の一人が、奥さんと言い争う一幕があった。結婚前に、猛烈にアタックを仕掛けていた彼女の強引な勧めに従って同じ職場で働くことになったのだけど、今回公共住宅の申請にあたって家計の収入がHK$16,000を超えていてはいけないということになって、二人合わせるとHK$22,000となってしまう二人が、どちらが会社を辞めるかの言い争いになるのだけど、給与は奥さんの方がHK$13,000、旦那の方が少なくてHK$9,000。少ない方が辞めべきやら、男のメンツで辞められないやら、大人気ないせめぎあいが続くのだけど、まさにこのHK$9,000からHK13,000前後というのは、上でも紹介した香港人の月給の最頻値ど真ん中ストライクなのだ。香港では多くの人が毎晩、自らの生活と重ね合わせて「缺宅男女」を見ているに違いない。
ちなみに「缺宅男女」とは、「マイホームの買えない人々」みたいな意味なのだけど、広東語で発音すると「決擇男女」とも聞こえる。こちらは「選ぶ人々」みたいな意味にもなるので、同音異義語で言葉遊びをしているような感じらしい。マイホームを夢見る人々の選択、恋愛、決断、戸惑いといった意味が4文字に凝縮されている。漢字は奥が深い。
そもそも香港のドラマは毎晩放映するので、追いかけるのがしんどい。
当然作りは安っぽく、日本のドラマとは比べ物にならないのだけど、一度見始めると続きは翌日なので、ついつい見続けてしまう。
「缺宅男女」はいくつかのストーリーがからみあいながら並行して進んでいる。結婚間近の若いカップルと、不動産王との三角関係、そして不動産王の妹を巻き込んだ四角関係への発展、不動産王の奥さんにもバレて・・・。また、彼女の方の兄弟夫婦それぞれのマイホームを夢見ながらの悲喜こもごものドタバタが次々と起こる。
嫁姑問題や不倫、義理や人情まで盛りだくさんなのだけど、基本的には比較的低所得層の家族と大金持ちの家族の間での格差が浮き彫りになるような作りになっている。
香港のドラマは、通常一般よりは明らかにお金持ちであろう人々の話が多いような気がするのだけど、今回は2LDK(と思われる)ぐらいの小さいアパートに家族9人で住んでいるような人々の生活が描写されていて、彼ら彼女らのマイホームを手に入れるという夢と次々と襲いかかるアクシデント、平凡な幸せと超お金持ちの誘惑の間で迷い惑わされる素朴な若者の葛藤が描かれているのが興味深い。
MBAのクラスメート等は別として、一般的には香港でマンションを買うというのはまだまだ夢だということが多い。一般的な収入レベルは日本より低いのに、マンションの値段はむしろ高かったりする。
香港はアジアでも所得格差の激しい都市で、億万長者がうようよいるのに、平均所得にすると日本の半分ぐらいになってしまう。ForbsのBillionaires Rankingのトップ200に日本人は5人しかいないのに、香港人は8人ランクインしている。人口は10分の1以下なのだから、人口あたりの富豪の多さが際立つ。その一方で香港人の月給の中央値はHK$18,000(18万円)、最頻値を見るとHK$10,000(10万円)~HK$14,999(15万円)ぐらいなのだ。
自分の住む香港の外れ、離島地区に分類される東涌でさえ、2LDKで3000万円を下る物件を見つけることは難しい。また、香港の不動産は中古でも値下がりしない。築20年以上経っていても、新築当時と変わらない値段で取引されている不動産も少なくない。太古やHungHom等、日本人に人気のエリアも、一見くたびれたマンションでそれほど広いわけでもないのに億ションだったりということはざらなのだ。なのでマンションは手堅い資産としても人気で、身近にも同世代で既に2件持っているという人もいるし、何十件も保有して貸し出しているお金持ちだって珍しくない。
昨日放映されたシーンで、比較的低所得な方の家族の兄弟の一人が、奥さんと言い争う一幕があった。結婚前に、猛烈にアタックを仕掛けていた彼女の強引な勧めに従って同じ職場で働くことになったのだけど、今回公共住宅の申請にあたって家計の収入がHK$16,000を超えていてはいけないということになって、二人合わせるとHK$22,000となってしまう二人が、どちらが会社を辞めるかの言い争いになるのだけど、給与は奥さんの方がHK$13,000、旦那の方が少なくてHK$9,000。少ない方が辞めべきやら、男のメンツで辞められないやら、大人気ないせめぎあいが続くのだけど、まさにこのHK$9,000からHK13,000前後というのは、上でも紹介した香港人の月給の最頻値ど真ん中ストライクなのだ。香港では多くの人が毎晩、自らの生活と重ね合わせて「缺宅男女」を見ているに違いない。
ちなみに「缺宅男女」とは、「マイホームの買えない人々」みたいな意味なのだけど、広東語で発音すると「決擇男女」とも聞こえる。こちらは「選ぶ人々」みたいな意味にもなるので、同音異義語で言葉遊びをしているような感じらしい。マイホームを夢見る人々の選択、恋愛、決断、戸惑いといった意味が4文字に凝縮されている。漢字は奥が深い。
2012年1月16日月曜日
新居を探せ!
新しい日本人の同僚が増えた。本社からの派遣で広州、深センと短期間勤務し、今年から香港勤務になる。ビザを申請し、IDも取れたということで、住まいを見つけることになった。
会社にも近く、深センにも行きやすいという意味で、Hung Homエリアで探したのだけど、大手の不動産屋に行っても、 予算8000では取り付く島のないほど冷たいあしらいを受ける。 少なくとも10,000を越える予算がなければHung Homでは見つからない、と言われたものの、 そんなことはないと思い、地元の小さな不動産屋にも飛び込む。
すると、あることはあるのだけど非常に古い、という。 まずは見てみよう、ということで、 そのまま物件見学に連れていってもらう。 そして案内してもらったのがこちら・・。
どれもだいたい築30年から40年程。 広さは500sqf程あり、家賃は月8000~8500。 古い物件なので、実用面積も広く、 その意味ではsqfあたりの家賃は安いのだけど、 なにせ一人暮らしなのに500sqfもいらず、 ベットルーム2つあるぐらいなら狭くて安い方がありがたい。 ところが、香港では基本的に一人用の物件は少ないらしく、 Hung Homでは特に家族向け物件が多く、スタジオタイプ、 1DKタイプはほぼ皆無とのこと。
暮らせないことはないけど、結局いまいち決めきれず、保留。
そこで思い出したのが、Hung Homに住むマカオ人の友人。 もしかしたら良い不動産屋を知っているかもしれないと思い連絡す ると、知り合いの不動産屋を紹介してくれた上、 一緒に物件回りに付き合ってくれるとのこと。 休みの日なのに悪いなあとは思ったけれど、Hung Homエリアに詳しい彼女がいてくれると助かるので、 お言葉に甘えて同行を依頼。
で、紹介してもらったのがこちらの蕪湖居(Wuhu Residence)
http://www.wuhu-residence.com. hk
先日の築40年とは雲泥の差の、新築ピカピカ、 広さは320sqfと小さめながら、洗濯機、エアコン、レンジ、 冷蔵庫と基本的な家具が備わっていて月あたりの家賃は8500。 7階は眺めが良いとはとても言えないけど、 23階の部屋は家賃は10000まで上がるものの、尖沙咀、 香港島まで見渡せる素晴らしい景色が広がる。
階下には小さいながらもクラブハウス、プールが付いており、 入り口にも若い女性コンシェルジェが常駐という、 定年過ぎおじいちゃん管理人がたむろしていただけの先日の築40 年とは比べ物にならない。
不動産屋に聞いてみると、最近完成したばかりで、 まだ実際住んでいる人は少ないとのこと。 オーナーにとっては、 買った時より値段が下がっている今は売りにくく、 しばらく賃貸に出すという希望の人が多いようで、 物件はまだ出てくるかもしれないとのこと。更に、 どう頑張っても一人でしか住めない広さなので、 需要もそこまで大きくないとのこと。 来年も住宅の値段は上がりそうではないので、 もう少し待ったらもしかしたら8000ドルを切る物件も出てくる かもしれない。
思わず自分も住みたくなるぐらいのお買い得度ではあったのだけど 、 家賃は同じ程度ながら倍ぐらいの広さのあるアパートに5年も住ん でいると、物持ちになってしまい、 とても小さいアパートへの引越しは無理。惜しいと思いながら、 この物件は同僚に譲り、 深夜まで外出した際の緊急滞在先として利用させてもらおうと思う 。ちなみに買うとなると安くて260万香港ドル(2600万円) ぐらいから。日本人駐在員も、 小さいながら快適そうなこういう物件に住めば、 駐在員のコストも一年で軽く100万は削減できると思うのだけど 、まだまだ日系企業には余裕があるということなのか・・。
会社にも近く、深センにも行きやすいという意味で、Hung Homエリアで探したのだけど、大手の不動産屋に行っても、
すると、あることはあるのだけど非常に古い、という。
どれもだいたい築30年から40年程。
暮らせないことはないけど、結局いまいち決めきれず、保留。
そこで思い出したのが、Hung Homに住むマカオ人の友人。
で、紹介してもらったのがこちらの蕪湖居(Wuhu Residence)
http://www.wuhu-residence.com.
先日の築40年とは雲泥の差の、新築ピカピカ、
階下には小さいながらもクラブハウス、プールが付いており、
不動産屋に聞いてみると、最近完成したばかりで、
思わず自分も住みたくなるぐらいのお買い得度ではあったのだけど
2011年12月20日火曜日
龍寶寶 Dragon Baby
来年は辰年。中国語ではまさにそのまま龍の年。
どうやら龍の年に生まれる子供(龍寶寶)はめでたいらしく、来年はベイビーブームが予想されているとのこと。DemandはあるがSupply(病室)は限られているので、今年に比べて出産費用は大幅な値上がりと熾烈なベッドの争奪戦が予想されている。もともと大陸の妊婦が香港の市民権を子供に与えるため香港で出産することがブームになっており、既にかなり供給不足が言われていたところに龍寶寶ブームということで、競争率は更に上がってしまうのだろう。
そういえばここ最近芸能人の結婚ラッシュが続いいてるような気がするけれど、龍寶寶を狙って、ということなのかも知れない。
ちょっと前では2007年には黄金の豚で縁起が良いと言われ、2008年はオリンピックベイビーということで大陸ではちょっとしたブームになっていたらしい。日本人はそこまでイベントに振り回されないような気はするけれど、こんなちょっとしたことで出生率があがるなら、それはそれで良いのかも知れない。日本も出生率が低い低いと言われているが、国連の統計では1.27となっているが、香港は更に低くなんと1.02とのこと。の割には人口は増えていっているので、外からの流入人口、特に中国から、が出生率の低さをカバーしていると予想できる。なので、香港人はやたらと大陸人に対して文句を言う事があるけれど、大陸からの人の流入がなければ、香港だって日本と同じように人口減少の道を進むことになってしまう。
香港と日本の違いは、そこで外からの人の流入を積極的に受け入れる覚悟を決めたかどうか、というところ。週末の中環など行くと、一面道路にフィリピン人が座って週末を楽しんでおり、道路もそのために歩行者天国にしてしまっているぐらい。見た目は全く良くないのだけど、移民を受け入れるということはこういうことだ、とふと思う。日本でこれが可能だろうか。丸の内の金融街にフィリピン人が地べたに座って飲み食い、歌って踊るような、そんな光景が受け入れられるとは思えない。
日本もインドネシアからの医療関係者の受け入れを始めたという話を聞いているけれど、どれも中途半端で本気度が全く伝わってこない。本気度、危機感、覚悟、どれも全く今の日本からは感じられないように思える。なんとかなるんじゃないか、理論的には移民は必要だけど、心理的には受け入れたくない、そんな風に香港から眺めると見えてしまう。
さて、MBAのクラスメートとそんな話をしていたら、最近結婚した女の子が一言、龍寶寶だけは産みたくない、と。なんで?と尋ねると、龍寶寶なんて産んでしまったら、子供同士の競争に巻き込まれて不利なだけだ、と。確かに、子供が一気に増えたら、幼稚園、小学校、中学、高校、大学と、ずっとその世代と競争していなければいけない。元々お受験文化で激しい競争に晒されている香港の子供に一層のプレッシャーを与えてしまうことになるのだ。なるほど、そこまで読んでいるとは、さすがにその受験戦争を勝ち抜いてきただけあるなあ、と元スチュワーデスで今は政府機関に勤めるその子を見る目が変わった。香港のエリートはなかなか抜け目がないのだ。名より実をとる。
どうやら龍の年に生まれる子供(龍寶寶)はめでたいらしく、来年はベイビーブームが予想されているとのこと。DemandはあるがSupply(病室)は限られているので、今年に比べて出産費用は大幅な値上がりと熾烈なベッドの争奪戦が予想されている。もともと大陸の妊婦が香港の市民権を子供に与えるため香港で出産することがブームになっており、既にかなり供給不足が言われていたところに龍寶寶ブームということで、競争率は更に上がってしまうのだろう。
そういえばここ最近芸能人の結婚ラッシュが続いいてるような気がするけれど、龍寶寶を狙って、ということなのかも知れない。
ちょっと前では2007年には黄金の豚で縁起が良いと言われ、2008年はオリンピックベイビーということで大陸ではちょっとしたブームになっていたらしい。日本人はそこまでイベントに振り回されないような気はするけれど、こんなちょっとしたことで出生率があがるなら、それはそれで良いのかも知れない。日本も出生率が低い低いと言われているが、国連の統計では1.27となっているが、香港は更に低くなんと1.02とのこと。の割には人口は増えていっているので、外からの流入人口、特に中国から、が出生率の低さをカバーしていると予想できる。なので、香港人はやたらと大陸人に対して文句を言う事があるけれど、大陸からの人の流入がなければ、香港だって日本と同じように人口減少の道を進むことになってしまう。
香港と日本の違いは、そこで外からの人の流入を積極的に受け入れる覚悟を決めたかどうか、というところ。週末の中環など行くと、一面道路にフィリピン人が座って週末を楽しんでおり、道路もそのために歩行者天国にしてしまっているぐらい。見た目は全く良くないのだけど、移民を受け入れるということはこういうことだ、とふと思う。日本でこれが可能だろうか。丸の内の金融街にフィリピン人が地べたに座って飲み食い、歌って踊るような、そんな光景が受け入れられるとは思えない。
日本もインドネシアからの医療関係者の受け入れを始めたという話を聞いているけれど、どれも中途半端で本気度が全く伝わってこない。本気度、危機感、覚悟、どれも全く今の日本からは感じられないように思える。なんとかなるんじゃないか、理論的には移民は必要だけど、心理的には受け入れたくない、そんな風に香港から眺めると見えてしまう。
さて、MBAのクラスメートとそんな話をしていたら、最近結婚した女の子が一言、龍寶寶だけは産みたくない、と。なんで?と尋ねると、龍寶寶なんて産んでしまったら、子供同士の競争に巻き込まれて不利なだけだ、と。確かに、子供が一気に増えたら、幼稚園、小学校、中学、高校、大学と、ずっとその世代と競争していなければいけない。元々お受験文化で激しい競争に晒されている香港の子供に一層のプレッシャーを与えてしまうことになるのだ。なるほど、そこまで読んでいるとは、さすがにその受験戦争を勝ち抜いてきただけあるなあ、と元スチュワーデスで今は政府機関に勤めるその子を見る目が変わった。香港のエリートはなかなか抜け目がないのだ。名より実をとる。
2011年11月30日水曜日
これからは・・・
中国語の時代なのか。
MBAのクラスメートのインド人が中国語の勉強をしている。
数ヶ月前から始めたとは聞いていて、家も近所なので、
朝会うと、"Koh-san, 你好"と声をかけてくる。
こっちは苦笑しながら你好と返すのだけど、彼はいたって真面目なのだ。
真剣に中国語が今後のキャリアに生きると信じて通勤バスの中でもこつこつと勉強している。
どうやらプライベートチューターを雇って、家で奥さんと一緒に教えてもらっているとのこと。
香港で就職活動をしたフルタイムのMBAの学生に聞いても、
もはや中国語が話せないと仕事はない、と言い切る。
というのは少々誇張気味で、彼自身は中国語できなくても香港で就職しているのだけど、
それでも多くの企業に面接で回った上での感想がこれなのだから、
世の中の流れはそうなのだろう。
そういえば、クラスメートの韓国人だって確か中国語のクラスに通っているとか。
にわかに始めたインド人には負けられない。
旅行には十分なんてレベルで満足してはいられないのだ。
感覚的には後少しでなんとか使えるレベルの線を越えられそうなんだけどな。
その線を越えられるかは、実際その言語の世界で生活しているかどうかが大きな鍵だと思う。
どうしたものか、と悩みながら、その前に英語のリーディングにもまだ四苦八苦しているのが現実なのだけど。 ここ一年でもだいぶ成長したとは思うのだけど、次から次に壁はやってくる。なかなか、ここまでできれば、というところまでは辿り着かないのだ。
MBAのクラスメートのインド人が中国語の勉強をしている。
数ヶ月前から始めたとは聞いていて、家も近所なので、
朝会うと、"Koh-san, 你好"と声をかけてくる。
こっちは苦笑しながら你好と返すのだけど、彼はいたって真面目なのだ。
真剣に中国語が今後のキャリアに生きると信じて通勤バスの中でもこつこつと勉強している。
どうやらプライベートチューターを雇って、家で奥さんと一緒に教えてもらっているとのこと。
香港で就職活動をしたフルタイムのMBAの学生に聞いても、
もはや中国語が話せないと仕事はない、と言い切る。
というのは少々誇張気味で、彼自身は中国語できなくても香港で就職しているのだけど、
それでも多くの企業に面接で回った上での感想がこれなのだから、
世の中の流れはそうなのだろう。
そういえば、クラスメートの韓国人だって確か中国語のクラスに通っているとか。
にわかに始めたインド人には負けられない。
旅行には十分なんてレベルで満足してはいられないのだ。
感覚的には後少しでなんとか使えるレベルの線を越えられそうなんだけどな。
その線を越えられるかは、実際その言語の世界で生活しているかどうかが大きな鍵だと思う。
どうしたものか、と悩みながら、その前に英語のリーディングにもまだ四苦八苦しているのが現実なのだけど。 ここ一年でもだいぶ成長したとは思うのだけど、次から次に壁はやってくる。なかなか、ここまでできれば、というところまでは辿り着かないのだ。
2011年11月27日日曜日
トラムでGO!
香港島の中での移動で、時間がある時に利用するのがトラム。
こちらは2010年にヴェオリアが50%の株を取得した時の記事。
ちょっと前まではどこまでの乗っても2ドルと破格の安さで、また路面電車で窓からのんびり街の景色が眺められるのが風情があって、ゲストが香港に来たときには必ず案内していた。
最近2.3ドルに値上がりしたけど、それでもまだまだ格安。
今回はちょっと前にUSTのMBAを卒業した先輩が毎年開催している、トラム一台を貸しきってのパーティに初めて参加。香港島の西環あたりから出発して、北角のあたりで折り返してハッピーバレーを通って西環に戻る約3時間のコース。
ここずっと忙しくてイベント的なものにも参加できずにいたけれど、今回はツアーそのものももちろん楽しかったけれど、これまで会えなかったフルタイムMBAの日本人学生や香港在住の日本人と新しく知り合えたのが大きな収穫。たまには外に出なければ、と改めて痛感。
1904年から続く伝統企業がフランスに買われたということで、買収当時はちょっとした騒ぎになったけれど、その後も特に目立って変わったことはなく、相変わらず市民の足として活躍中。
日曜日はフィリピン人メイドで車内はいっぱいになるのだけど、観光資産としての価値もまだまだ延ばせると思う。香港に来た方には一度は乗って、車窓から覗ける香港の日常生活を楽しんでもらいたい。西環、上環、湾仔そして北角あたりが生活感漂って個人的にはお薦め。
2011年8月24日水曜日
中国人はiPhoneとiPad持ってバックパッキング
なんだか自分よりよっぽど進んでいるなあ、と感じた。
先週一週間雲南省を旅行。
昆明まで飛行機で飛び、その後列車で麗江、そこからバスでシャングリラまで登り、
二泊した後、またバスで麗江、そして大理、昆明と戻ってきた。
シャングリラなんて、結構山の中、って印象があったので、
自分は腰引けてiPhoneすら香港に置いていったのだけど、
なんのなんの、どこまで行っても携帯は通じるは、
インターネットカフェはあるは、wi-fiは標準でホステルでも提供しているはで、
中国人の若いバックパッカーは、スマートフォン持って、
GPSなんか使っちゃって、地元の友達とチャットしながら旅行しているのでした。
昆明はもう大都会。一日目は香港から着いてすぐ列車の駅に向かい、当日の切符を買って麗江に行き、最終日も昼過ぎに帰ってきて夕方の便で香港に戻ったので、結局一泊もせず。省都だけあって、人口も香港とあまり変わらないし、一週間しかないこともあって、今回は通り過ぎただけでした。
麗江までは列車で約8時間ぐらい。桂林に行った時と違い、今回は3段ベッドの真ん中。一番上よりはましとは言え、まだ座ることもままならないぐらい狭い。まあ、ほとんど寝ていたので関係ないのだけれど。麗江には朝着いて、そのまま友人のお薦めのユースホステルに直行。そろそろユースホステルに泊まる齢でもないのかな、と思ったけれど、意外と老若男女、いろんな人が泊まっている。
麗江の標高はまだ2000m強だけど、それでも少しは 高山病の症状らしきものが。ひたすら古城地区を歩き回り、写真を撮り、特産の米線(ラーメンのようなもの)を食べる。主な場所はかなり観光地化されており、中国人の旅行客が大量に訪れている。古城地区の一部にはバーやクラブが立ち並び、興醒めするほど西洋文化が入り込んでいる。立ち並ぶ伝統家屋と流れる音楽のギャップ。でも中国人にはそれも旅行の楽しみの一つらしく、ある旅行会社で聞いた話では、伝統的な建物や文化に興味を示すのは、どちらかというと海外からの旅行客が多いとのこと。一応世界遺産に指定されている地域なのだけど、意外なほどに商業化されているのでした。
麗江からシャングリラまではバスで4時間ほど。なにを間違ったのか、18人乗りのちっこいバスに押し込まれ、臨時便に乗せてあげる、と言われた時点でおかしいと気づけばよかったのだけど、飛行機のエコノミークラスの更に半分ぐらいのスペースでひたすら耐えたのでした。車内では飲むは食べるは吸うはで、煙いやら臭いやらでシャングリラに着いた頃にはかなりお疲れ。
シャングリラでも伝統家屋を利用したゲストハウスに二泊。一日は自転車をレンタルして、7kmほど先のナパ海と呼ばれる高原までサイクリング。ここまで登ると標高も3000mを越えており、ちょっと動くが驚くほど息が切れる。サイクリングも休み休みで酸素が足りないためか、こんなに弱かったかな、というほどすぐ疲れる。それ以上に高山病も怖いので、水ものみながらそろりそろり。カナダ、オランダ、アメリカ等から来た人が経営しているカフェや食堂がいくつかあり、いろいろと面白い話が聞けた。アメリカ人のカフェオーナーは、トレッキングツアーも開催しているというので、次回機会があれば参加してみたい。彼はNYで弁護士をしていたこともあり、日本の長野でも3年英語を教えていたとのこと。残念ながら日本人はこの地に住んでいる人はいない様子。
ここまで来てもインターネットも携帯も全く問題なし。中国を少しなめていた。旅行客も多いけど、比較的長期滞在を楽しむような層が多いように感じる。特に欧米人の家族連れが意外に目立ち、中国人のツアー客は相対的に少ないよう。
この地区はチベット 族の地域。建物や食べ物も麗江とはかなり違う。タクシーに乗ったら、運転手に"何族だ?"と聞かれて困った。日本人はやっぱり日本族なんだろうか。聞いてみたら中国には50を越える民族があるのだとか。日本は?と聞かれたので、1つ・・、か2つ、と言っておいたら随分驚いていた。改めて考えてみると韓国系や中国系だっているのだから、日本だっていくつか民族ってフレームがあってもおかしくないかも。
シャングリラから麗江への帰りは、高快バスという大型のバスを指定した。一人分のスペースもたっぷり、香港映画を車内で2本連続で流してあっという間に麗江に到着。チケットの値段はほとんど違わないのに、なんという違い。
麗江では少し離れた束河という地区に宿泊。地元では古鎮と呼ばれているとのことで、麗江古城よりも若干落ち着いた感じか。平たいので麗江古城のような丘からの眺めはないけれど、こちらの方がまだ旅情を感じられるかもしれない。
翌日は麗江を作ったナシ族の村、白沙までタクシーをチャーター。一時間半ほど村でぶらぶらして、同じタクシーでバスターミナルまで送ってもらう。運転手はちっちゃくてつまらない村というようなことを言っていたけれど、外国人にはそれなりに楽しめる、風情のある場所だった。
最後の二日は大理石で有名な大理に宿泊。ここはまた麗江からバスで4時間ほど。今度は香港映画ではなく、なぜかダ・ヴィンチ コードが流れていた。車内で吉林から一人旅をしているという寅さんのようなおっちゃんの隣になってしまい、なんだかいろいろと話しかけられ時間つぶしになる。中国語なので全部はわからないけれど、そこそこ会話にはなる。本気で勉強すれば少しは使えるようになるかもしれないとちょっとモチベーションにな る。
大理も中国人のツアー客が多く、古城地区もかなり観光地化されている。ので、またまた自転車をレンタルして、一時間ほどの場所にある白族の村、喜洲までサイクリング。大型バスがぶっ飛ばす幹線道路沿いを走らなければいけないので少々気を使うも、途中の景色も楽しみながら、バスからではなかなか難しい写真も撮りながらのんびりムード。探したのだけど、なかなか詳細の地図がないので、勘を頼りになんとか計5時間程度のサイクリングを完了。あとでグーグルマップで見たらよほど細かく出ていたので、今回は時間がなかったこともあるけれど、事前準備の足りなさを実感。それも旅の醍醐味ではあるけれど。
そういえば、今回は13日から8日間の予定だったのだけど、13日に空港に行ってみると、オーバーブッキングだということで、なんだか広州経由の乗り換え便に回されそうな雰囲気。それは面倒くさいと思い、14日からの8日間に急遽変更してもらった。搭乗口まで行ったのだけど、そこから帰宅。家が東涌でよかった。ただ、1000ドルの返金と行きのビジネスクラスをアレンジしてくれたので、時間に少々余裕のあった今回にしてみれば、若干お得感を感じる結果に。
というわけで、香港への戻りも21日の日曜日になってしまい、休む間もなく翌日から仕事。高山病の名残か、頭痛が数日消えなかったけれど、医者に処方してもらった頭痛薬でなんとか回復。自分のようなスタイルでは、一回目の旅行ではなかなか味わい尽くせないので、なんとかまた機会を作って行ってみたい。本当に雲南の魅力を楽しむには、一ヶ月ぐらいあった方がよいのだけれど、それはなかなか難しいので、香港からはそんなに遠くはないし、また一週間ぐらいの旅で目的を絞って訪ねてみたい。
先週一週間雲南省を旅行。
昆明まで飛行機で飛び、その後列車で麗江、そこからバスでシャングリラまで登り、
二泊した後、またバスで麗江、そして大理、昆明と戻ってきた。
シャングリラなんて、結構山の中、って印象があったので、
自分は腰引けてiPhoneすら香港に置いていったのだけど、
なんのなんの、どこまで行っても携帯は通じるは、
インターネットカフェはあるは、wi-fiは標準でホステルでも提供しているはで、
中国人の若いバックパッカーは、スマートフォン持って、
GPSなんか使っちゃって、地元の友達とチャットしながら旅行しているのでした。
昆明はもう大都会。一日目は香港から着いてすぐ列車の駅に向かい、当日の切符を買って麗江に行き、最終日も昼過ぎに帰ってきて夕方の便で香港に戻ったので、結局一泊もせず。省都だけあって、人口も香港とあまり変わらないし、一週間しかないこともあって、今回は通り過ぎただけでした。
麗江までは列車で約8時間ぐらい。桂林に行った時と違い、今回は3段ベッドの真ん中。一番上よりはましとは言え、まだ座ることもままならないぐらい狭い。まあ、ほとんど寝ていたので関係ないのだけれど。麗江には朝着いて、そのまま友人のお薦めのユースホステルに直行。そろそろユースホステルに泊まる齢でもないのかな、と思ったけれど、意外と老若男女、いろんな人が泊まっている。
麗江の標高はまだ2000m強だけど、それでも少しは 高山病の症状らしきものが。ひたすら古城地区を歩き回り、写真を撮り、特産の米線(ラーメンのようなもの)を食べる。主な場所はかなり観光地化されており、中国人の旅行客が大量に訪れている。古城地区の一部にはバーやクラブが立ち並び、興醒めするほど西洋文化が入り込んでいる。立ち並ぶ伝統家屋と流れる音楽のギャップ。でも中国人にはそれも旅行の楽しみの一つらしく、ある旅行会社で聞いた話では、伝統的な建物や文化に興味を示すのは、どちらかというと海外からの旅行客が多いとのこと。一応世界遺産に指定されている地域なのだけど、意外なほどに商業化されているのでした。
麗江からシャングリラまではバスで4時間ほど。なにを間違ったのか、18人乗りのちっこいバスに押し込まれ、臨時便に乗せてあげる、と言われた時点でおかしいと気づけばよかったのだけど、飛行機のエコノミークラスの更に半分ぐらいのスペースでひたすら耐えたのでした。車内では飲むは食べるは吸うはで、煙いやら臭いやらでシャングリラに着いた頃にはかなりお疲れ。
シャングリラでも伝統家屋を利用したゲストハウスに二泊。一日は自転車をレンタルして、7kmほど先のナパ海と呼ばれる高原までサイクリング。ここまで登ると標高も3000mを越えており、ちょっと動くが驚くほど息が切れる。サイクリングも休み休みで酸素が足りないためか、こんなに弱かったかな、というほどすぐ疲れる。それ以上に高山病も怖いので、水ものみながらそろりそろり。カナダ、オランダ、アメリカ等から来た人が経営しているカフェや食堂がいくつかあり、いろいろと面白い話が聞けた。アメリカ人のカフェオーナーは、トレッキングツアーも開催しているというので、次回機会があれば参加してみたい。彼はNYで弁護士をしていたこともあり、日本の長野でも3年英語を教えていたとのこと。残念ながら日本人はこの地に住んでいる人はいない様子。
ここまで来てもインターネットも携帯も全く問題なし。中国を少しなめていた。旅行客も多いけど、比較的長期滞在を楽しむような層が多いように感じる。特に欧米人の家族連れが意外に目立ち、中国人のツアー客は相対的に少ないよう。
この地区はチベット 族の地域。建物や食べ物も麗江とはかなり違う。タクシーに乗ったら、運転手に"何族だ?"と聞かれて困った。日本人はやっぱり日本族なんだろうか。聞いてみたら中国には50を越える民族があるのだとか。日本は?と聞かれたので、1つ・・、か2つ、と言っておいたら随分驚いていた。改めて考えてみると韓国系や中国系だっているのだから、日本だっていくつか民族ってフレームがあってもおかしくないかも。
シャングリラから麗江への帰りは、高快バスという大型のバスを指定した。一人分のスペースもたっぷり、香港映画を車内で2本連続で流してあっという間に麗江に到着。チケットの値段はほとんど違わないのに、なんという違い。
麗江では少し離れた束河という地区に宿泊。地元では古鎮と呼ばれているとのことで、麗江古城よりも若干落ち着いた感じか。平たいので麗江古城のような丘からの眺めはないけれど、こちらの方がまだ旅情を感じられるかもしれない。
翌日は麗江を作ったナシ族の村、白沙までタクシーをチャーター。一時間半ほど村でぶらぶらして、同じタクシーでバスターミナルまで送ってもらう。運転手はちっちゃくてつまらない村というようなことを言っていたけれど、外国人にはそれなりに楽しめる、風情のある場所だった。
最後の二日は大理石で有名な大理に宿泊。ここはまた麗江からバスで4時間ほど。今度は香港映画ではなく、なぜかダ・ヴィンチ コードが流れていた。車内で吉林から一人旅をしているという寅さんのようなおっちゃんの隣になってしまい、なんだかいろいろと話しかけられ時間つぶしになる。中国語なので全部はわからないけれど、そこそこ会話にはなる。本気で勉強すれば少しは使えるようになるかもしれないとちょっとモチベーションにな る。
大理も中国人のツアー客が多く、古城地区もかなり観光地化されている。ので、またまた自転車をレンタルして、一時間ほどの場所にある白族の村、喜洲までサイクリング。大型バスがぶっ飛ばす幹線道路沿いを走らなければいけないので少々気を使うも、途中の景色も楽しみながら、バスからではなかなか難しい写真も撮りながらのんびりムード。探したのだけど、なかなか詳細の地図がないので、勘を頼りになんとか計5時間程度のサイクリングを完了。あとでグーグルマップで見たらよほど細かく出ていたので、今回は時間がなかったこともあるけれど、事前準備の足りなさを実感。それも旅の醍醐味ではあるけれど。
そういえば、今回は13日から8日間の予定だったのだけど、13日に空港に行ってみると、オーバーブッキングだということで、なんだか広州経由の乗り換え便に回されそうな雰囲気。それは面倒くさいと思い、14日からの8日間に急遽変更してもらった。搭乗口まで行ったのだけど、そこから帰宅。家が東涌でよかった。ただ、1000ドルの返金と行きのビジネスクラスをアレンジしてくれたので、時間に少々余裕のあった今回にしてみれば、若干お得感を感じる結果に。
というわけで、香港への戻りも21日の日曜日になってしまい、休む間もなく翌日から仕事。高山病の名残か、頭痛が数日消えなかったけれど、医者に処方してもらった頭痛薬でなんとか回復。自分のようなスタイルでは、一回目の旅行ではなかなか味わい尽くせないので、なんとかまた機会を作って行ってみたい。本当に雲南の魅力を楽しむには、一ヶ月ぐらいあった方がよいのだけれど、それはなかなか難しいので、香港からはそんなに遠くはないし、また一週間ぐらいの旅で目的を絞って訪ねてみたい。
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